2月があっという間に終わり、3月になりました。
今日は朝からいい天気。昨日の雨で、雪が急速に融けて、畑の中には、雪と土が混ざって、少し足もとの悪い所も出てきました。
写真は午前中いじっておりました、大きなふじの木の畑の、比較的若い主枝です。
ご覧のように上方向の枝、下方向の枝を交互に出させて、枝周りの空間を無駄なく使うように仕立てています。
枝の向きを変えたい場合もあるのですが、そんな時は紐でむすんでひっぱり、流したい方向へ導いてあげます。枝は方向を意図的に変えられても、しばらくすると、その方向、形状で落ち着きます。とても柔軟なんですよ。
剪定は、枝周りの空間を、いかに無駄なく使うかをいつも考えながら行っています。
日光を無駄なく、効率的に利用するための「空間デザイン」と捉える事もできますね。