なんとなく安曇野。

赤、黄、緑色の物体を生産しています

   

昨日、5月16日のりんごの状況です。前回は4月26日でした。

4月に発生した凍害の影響で、結実はいったいどうなってしまうのだろうと心配でしたが、受粉するものは受粉し、ガク立ちして(受粉が成功すると軸が上向けにグッと立ってくる)、結構膨らんできてくれました。あーよかったよかった。凍害の被害状況は、畑、品種、花芽が木のどの高さにあったかで、ずいぶんと違います。地面に近い部分の花芽は凍害の影響が強く出ているところが多いです。

 

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恋空・初紅しぼり・つがる

 

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ファーストレディ・トキ・紅玉

 

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シナノスイート・秋映・シナノゴールド

 

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あずさ・こうたろう・アルプス乙女

 

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ぐんま名月・はるか・ふじ

 

写真の恋空は側果が生き残りましたが、中心果はもう脱落してしまいました。初紅しぼりは毎年生育がトロいので、凍害の影響は少ない印象です。

 

トキは受粉していないものが多いですね。観察している写真の芽も中心花・側花、両方とも受粉していない様子です。木全体である程度着果していてくれればいいのですがね~。

 

ふじは木の数が多いので、総じて影響も大きくなりますが、生き残ったものの中からできるだけ良いもの選んで残して、大切に育てていきたいと思います。