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接ぎ木した苗木の様子。写真の列は新梢の伸びが比較的良い方。まだこれからってのも沢山あります。今年は苗の生育が今のところ不揃いですね。完全に枯れてしまっているものもチラホラ見えてきました。枯れているものは、だいたい台木に問題があるものが多いですね。まだこれから栽培シーズンは長いのでしっかり管理していきたいです。

たまに近所の農家さんが気まぐれに苗畑をのぞきに来てくれます。興味ある人と栽培の事を話すのはいいですね。興味ない人とは喋りませんが(笑)。これから気温も上がってきますから、苗の成長もぐんぐん進んでくれることでしょう。とても楽しみです。

 

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 りんごの台木を、取り木という方法で増やしています。写真の株は今年で3年目。出てくる新梢の数も初年度より2年目(昨年)、そして今年と確実に増えてきています。

この台木自体も普通に栽培すれば花が咲き、りんごが成るのですが、小さいりんごで味も良くなく食用には適さないです。台木は、りんごの木をコンパクトにするためのりんごです。普通、表に出て花を咲かせることはありませんので、縁の下の力持ち、陰の実力者とでもいったところでしょうか。

取り木などの、りんご栽培の一番ベース部分が順調だと、少し先の未来に確かに繋がるものを感じられます。今年のように春先からこけてしまったような年は、台木の新梢が力強く伸びてくれている様を見ると、特に心強く感じます。

農家は植物と共に生きている訳で、彼ら(彼女ら?)の力を最大限引き出すといいますか、いつも味方になってくれるようなお付き合いを普段からしとかんとなぁとか思っています。

 午前中、取り木の株から伸びた新梢の半分ぐらいが、土に埋もれるように、株の両側の土を寄せていました。横に寝てしまっている新梢は垂直に起こしてやりながら土を盛ってやると、綺麗にまっすぐ伸びます。植物は垂直方向にはとても素直ですね。

今ぐらいの時期に新梢の元部に、土などを被せ遮光する事で、その部分が白っぽくというか、黄色っぽくというか、少し変色するのですが、そうなるとその部分から発根しやすくなります。今年1年で根がしっかり伸びてくれれば、来年、株から切り離し、台木として使うことができます。

ロータリー等を使い機械的に土を寄せるための準備は、すでに出来ているのですが、一斉に機械的に土を被せると、小さい芽は土で埋まってしまい、枯れてしまう事もあって、現状、手作業で土を寄せています。まだまだ台木の数が足りませんので、出ている芽をひとつも無駄にしたくないので、少し手間なのですが、手作業で土をもっています。

 

今日は、この春の凍霜による被害状況の視察で、国会議員の方が畑に来てくれました。短時間ではありましたが、自分の園地の状況など説明させてもらいました。何でもかんでも行政に頼るのは問題ありますが、大きな問題が起きたときには、これまでの制度等の弱点や問題だったことが露呈してくる訳で、農家、行政、あと色々?で協力してスピーディにそれを改善できるか、ってことでしょうね。