畑にて。オオイヌノフグリ。
芽傷。
朝は少し剪定。芽がどんどん動いてきています。あー焦る~。
今日のメインは芽傷。予想される満開日の4週間前に芽傷処理をすると最大の効果が得られます。つまり、自分の畑では、やるなら今です!!(笑)
前にも紹介した芽傷の文献です。参考までに。
Notching Techniques Increase Branching of Young Apple Trees
Table1.にいつ芽傷を行えば最大の効果が得られるのか結果が出ています。テーブルのTime notched relative to FB の後ろにくっついている(days)は(weeks)の間違いだと思います。内容からしてdaysだと意味が分からなくなりますから。
予想される満開期から6週間前、4週間前、2週間前、満開期、満開期から2週間後に芽傷を行い、5㎝以上の新梢の発生とその長さを比較検討しています。
Table1をみてみますと、-4つまり満開期から4週間前あたりが効果最大となるようですね。その後、満開期にむけて芽傷の効果は緩やかに弱くなっていく様です。4週間前と満開期では15%ほどの差があるみたい。僕は数年前から芽傷処理を行っていますが、ふじに関してはまぁそんな感じですね。
芽の沢山つくスパーっぽい品種、うちの園では「名月」やら「こうたろう」は4週間前に処理を行っても枝の伸びは悪いですから品種によって結果は変わると認識しておいた方が良いでしょう。
昨年芽傷を行ったぐんま名月の主幹部分。
予想される満開日の4週間前に処理を行いました。
ほぼすべての芽が動いていますね。植物っておもしろいですね(^^)。