なんとなく安曇野。

赤、黄、緑色の物体を生産しています

   

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シナノゴールドの花芽。先ほど冷たい風の吹く畑で撮影してきました~。

 

りんごは一つの花芽から複数の花が咲きます。

 

まん中の花(中心花)がまず先に咲いて、少し遅れて周りの花(側花)が咲いてきます。

 

中心花は一つですが、側花は4~6花咲きます。

 

写真を見てもらうと、中心にある芽の動きが周りのものと比べ少し早く、赤い蕾が見えてきています。この赤色、シナノゴールドは他の品種と比べて色濃く、とても鮮やかに感じます。もう少ししたら色々な品種の花芽を並べて比較してみますね(^^)お楽しみに!

 

ちなみに、りんごの果実にするのは、基本的には中心花だけです。ですから中心花が咲くタイミングで蜂など、花粉を動かしてくれる昆虫が飛び回ってくれれば最高なんです。

 

人工授粉するのも中心花が咲くタイミングで行います。

 

受粉しても果実にしない部位のものはすべて手作業で取り去ります(摘花、摘果)。

本当に果てしない作業です(^^)。