なんとなく安曇野。

赤、黄、緑色の物体を生産しています

   

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ナガフ12/M9 バイアキシス苗。

 

昨年試作した2軸のりんご苗を定植しました。樹間は160㎝なので軸間は80㎝となります。小さなりんごを栽培するのであれば、例えばMazzoniのカタログにあるような樹間120㎝とかでも十分でしょうが、日本では大きな果実を作らないといけないので、ある程度の樹勢を維持する必要があって、樹間は160㎝からスタートとしました。

 

支柱は2つに分岐した軸を垂直方向に誘導するために設置したのですが、ある程度、形が固まれば取り外す予定です。

 

一般的なスピンドル形のフェザー苗は地上70~80㎝あたりから側枝を置き始めますが、バイアキシスの場合もその高さで側枝がはじまるように調整します。

 

 今年は本格的にバイアキシス苗を生産する予定でいますが、ある程度、栽培感度がつかめたらと自分自身で感じられれば、次は、ニュージーランドの植物生理学者のスチュワート・タスチン博士が2013年からトライしている理論的に反収15~20トンと言われる栽培方法も部分的に試してみたいなぁと思っています。