なんとなく安曇野。

赤、黄、緑色の物体を生産しています

   

名月の芽。

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部屋で生けているぐんま名月。緑色が見えてきました。

 

3月1日に畑からぐんま名月の枝をもってきて、桜の花柄の湯呑に活けています。

部屋の中は暖かいので蕾はどんどん膨らみ、一昨日、芽の先が割れて緑色が見えていることに気付きました。たまに水を取り替えて様子を眺めていますが、さてこの湯呑の蕾はいつ花を咲かせてくれるでしょうか。あと1週間ぐらいでしょうか。もうちょっとかかるかな。楽しみですね。

 

昨日の雨は午後3時過ぎに雪に変わり、外は一面真っ白になって、また冬に逆戻りですが、部屋の中でひと足先に成長の進む花芽をみながら、今年はどのような春になるのかなぁなどと思いをめぐらしておりました。

 

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こちらは外のぐんめ名月の芽。

 

剪定はまだまだありますが、苗の仕事も少しずつ始めています。苗を育成するにあたり使う畑の土壌の化学性と物理性の分析を行ったのですが、分析をお願いした業者さんが分析結果を元に園地の状況をランキングして表示してくれるサービスをしていて、ちなみに、うちの今回の園地は現段階で3536検体中、48位でした。笑。

 

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りんご畑の通路(樹列があった所から1メートル通路に入った部分)を重機で深さ50㎝程度まで破砕し、ロータリーでおこしただけの土壌です。三相分布(固相、液相、競気相)も理想的な値にあるし、ずっと通路で耕作をしていなかっただけあってリン酸が極端に少ないですが、これは加えれば良い事なので、こちらとしては大変扱い易い状況です。

 

土づくりとは何でしょう。色々考えさせられる結果となりました。