なんとなく安曇野。

赤、黄、緑色の物体を生産しています

   

暑くなってきました。

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つがる。横直径約15mm。

 

大きくなってきましたよ。

 

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苗木畑のテンシオメーターとバイメタル式地温計。

 

写真左に大きく写っているのはテンシオメーターというものなのですが、土壌水分の吸引力を測定することで土壌水分量を測定する機器です。水分は過剰でも不足でもいけませんので毎日必ずメーターをのぞいて数値を確認しています。今年は今のところ適度に降雨がありますので水分状態はずっと良好です。

 

写真右の地温計も畑に来た時には必ずみています。この地温計はマルチの下15㎝の地温を測定しています。この時期マルチの下はお昼頃には30℃近くになっていますね。日中マルチの下の土に指を突っ込んでみると、本当にポカポカでとても暖かいです。20㎝ぐらいの深さまでグイグイ指を入れて行くと、ようやく指先に少し冷たさを感じます。今年は25℃の条件下で140日かけて施肥量の80%が溶出してくる肥料を使用したので肥料の溶出状況把握するのに地温計を設置してみました。生育の前半でしっかり苗に養分を与えて、後半は畑に潜在的にある地力窒素を吸いながら根域を広げてくれたらと考えています。

 

 

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春に台木を定植して接ぎ木した苗の中で一番生育の早いもの。新梢の長さは約9cm。

 

毎日、成長点が伸びて植物は大きくなって、畑の表情がどんどん変化しています。5~6月はとても変化が大きい時期で毎日畑に行くのが楽しみです。

 

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3年生のつがるの樹列。あと少しでこの畑のお仕事終了です。