自由。

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改植に向けて仕事を進めています。昨年、一昨年と比べると、金具の使い方、V字の組み方など一見同じような仕事に見えて細部は色々と変更されています。なんでもそうだと思いますが、やってみないとわからないことは多々あります。ちなみに写真のVトレリスの中心角は30度。横のバーの固定位置を少し低めにして妻と二人で立てやすい仕様にしてみました。自分で設計しているので当たり前ですがなんでも自由自在です。苗木だって自由自在。モノ作りの楽しさとはこの自由さなんですよね。

追植の準備。

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雨が降ったり、雪が降ったり忙しい天気が続いています。

 

垂直に植えていた樹列を、訳あってスティープなVトレリスに変換しようとしている様子。

今ある樹列を一方に約10度傾け、もう一方に同角度で新たな樹列を追加しようとしています。所謂リンゴの木の追植をしようとしています。

この樹列は野その被害で樹勢の衰えたものが多く、樹列単位の生産性を向上させるためにVトレリスよる追植を行おうとしています。

 傾斜角度は実際に畑で、一定の高さで横に何センチ動くか測定し角度を計算。その結論として10度を導き出しました。

角度の急なVトレリスであるので、Vの中心部分が枝で混みあってしまわないようにしないといけないのがこの手法の課題。V字の樹冠内を長期間すっきりした状態に保ち光の透過や分散が上手くいかないと、美味しいリンゴはとれないし、そもそも栽培が破綻してしまう。

さぁ、腕がなるねえ!

3月になりました。

Azumino-maruchan V-trellis V-system

 

Azumino-maruchan V-trellis V-system

 

 

この見積もりは若干過大な気もしますが、要するに僕はこのグラフの上位2つの栽培方法をミックスしようとしています。自分の栽培環境に最適なV-SystemとMultileaderを組み合わせて、生産性が高く、働きやすく、自然災害に強く、美しいリンゴ園を構築したいと思っています。小さな園地で沢山のおいしいりんごを育てたい!ただそれだけでなのですけれど。一見小さな車ですがエンジンをかけたらポルシェみたいな経営が理想です。

古木をどんどん植え替えなければならない今こそりんご園を大改造する絶好のチャンスだ。

 

 

穂木。

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剪定をしながら穂木の採取。

色々な太さの台木に対応するために3段階ぐらいに太さを分けて保管しています。

来月になるとトレリスの建設、苗の定植など、とても忙しくなってきます。

春は栽培の土台をつくる重要な仕事が続きますので、自分のもつ知識と技量をすべて生かしてベストな仕事をしていきたいです。