ぐんま名月。
地色の緑がぬけておいしそうな黄色になってきました。
光の当たる面は写真の様にピンク色になりこともあります。
ぐんま名月の樹列。先日の台風による傷が少なければいいのですが。
苗畑。
この数日は苗畑の草管理などやってました。苗木の株元にはえている草をQホーを使って取り除きました。Qホーというのはとっても便利な除草するための道具です。
ホーで地表面をガリガリ削って草を取り除いていると、ネズミの穴もちょこちょこあいているのが目に入ります。ネズミくんたちは冬の間食べるものが少なくなってくると、りんごの根っこもかじっちゃうのです。りんごの苗の根は地表面から30㎝程度の深さにひろがっていて、ちょうどネズミの活動している深さと同じぐらいなので位置的に食べやすいのでしょうかね。ネズミの穴は見つけたらつぶしています。
取り木畑にて芽接ぎした台木。
直径7~8ミリ以上の台木に接ぎ木しました。これで来春、ここから根を切らない様に引き上げて、苗畑に定植して1~2年かけて苗を養成します。春に集中している苗の仕事の一部を秋におこなって春の負担を減らすのが主な目的です。本来だと取り木畑から台木を引き上げて、苗畑に定植してから秋に芽接ぎするのが一般的(sleeping eye)な様ですが、僕はさらに一段階早くして、取り木畑にまだある状態で接ぎ木しています。僕はこの手法とても画期的だと思ってるんですけれど。世の中広いですから、どこかの誰かが同様の方法を試しているかもしれませんが、一応書いておきました。
これは今年、同様の手法で試験的に何本かやっていた芽接ぎ苗の様子(5/24)なのですが、ちょっと自分の技術不足で途中で枯らしてしまったのです。正直言うと、ちょっといじり過ぎました。
たぶん来年は大丈夫でしょう。
9月上旬頃に芽接ぎしたもので、先日の台風の強風で1本だけ折れてしまったのですが、テープ外して接ぎ木部分を見てみると、もうちゃんとくっついていますね。
明日は午後から雨の予報です。午前中しっかりきばります。