なんとなく安曇野。

赤、黄、緑色の物体を生産しています

   

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学生時代の友人らに会ってきました。何年ぶりでしょう。随分会っていませんでした。友人の1人(写真)は「こやまとしのり」という名前で、易経の講師をしています。講師をはじめてまだ日が浅く、半分応援、半分怖いもの見たさの心境で彼の講義をきいてきました。

 

僕は学生時代の彼をよく知っているものですから、真面目に色々な事を話しているその様が、それだけで面白く(事実だから仕方がない)2時間半の講義時間はあっという間に過ぎて行きました。

 

当日は数千年前から脈々と伝わる陰陽五行という思想が、われわれの日常生活の中にどのように溶け込んでいるかを、例えば「相撲」等の身近なものを引き合いに出し、分り易く解説してくれました。

 

はっきり言うと僕はこの分野の興味は殆どありません。興味は無いのですが、僕のような興味ゼロ、またほぼゼロの人間がきいても、へえ~そうなんだ、そういう事で、相撲の土俵まわりがあーなってんだぁと具体的に学びがありました。

 

彼自身も話していましたが、この分野はとにかく誤解されやすい分野なのでしょう。彼は占い師でも何でもなく、純粋に学問的な立場から易経の話をしていて、知らないことを知らないと言う勇気(?)もあるので、僕は個人的には成功して欲しいなと思っています。

 

彼は神主さんや大学の先生にも講義をしている様です。

 

僕が農家になったのは自分自身でもかなり予測不能でしたが、彼も僕に輪を掛けて予測不能でした。それにしても、ニッチな分野に進みました。この分野には若い講師が殆どいないらしい。いいですね、きっと面白くなりますよ。

 

この業界がどんな風になっているのか、さっぱり分りませんが、荒波に揉まれてモリモリ成長してください。

 

 易経講師こやまとしのりのブログ