なんとなく安曇野。

赤、黄、緑色の物体を生産しています

   

クイズ。秋映はどれでしょう。

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さて、クイズです。秋映(あきばえ)はどれでしょう。

 

正解は

 

 

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 紅玉を選んだ皆さん、惜しい!もうちょいでした。

玉ねぎを選んだ皆さん、こちらの仕掛けた巧妙な罠に落ちてしまいましたね。ふふ。

 

先日、ある方が秋映を”しゅうえい”と呼んでいる方がいるのだが、りんご業界では例えばコーヒーをヒーコーと呼ぶような感じで、秋映をそう呼ぶのかと問われたのですが、そんなことは僕は承知していないと話しておきました。長野の隅々まで調査した訳でもなんでもありませんが、僕の周りのリンゴ農家で”しゅうえい”と呼ぶ人はおりません。まぁどこやらの偉い先生が突然”しゅうえい”とか言い出したらこの限りではないと思いますが。いや、さすがにそれはないか。

 

シナノスイートも赤くなってきました。

 

 

 

 

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紅玉は26日には収穫終了となり、販売も合わせて終了となる予定です。

ご希望のお客様はお早目に。

9月になりました。畑の様子など。

 9月になりました。

まるちゃん農園はつがるの収穫をほぼ終えました。

夕方、西日に輝いたトンボが田んぼや果樹園の中を忙しく飛び回っています。

安曇野の季節は夏から秋へと移り変わろうとしています。

 

9月は収穫、草刈、夏季剪定などに加えて、来春に向けた植替え予定の畑の伐採、抜根を行う予定です。また重機を入れて畑の大改造となります。忙しくなりますが、ちょっと未来の畑の充実を思うと気合が入ります。

 

ここ数日の畑の様子を紹介します。

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 「すわっこ」が収穫期になってきています。まだマイナーなりんごなのだと思われますが、とっても美味しいリンゴです。

 

 名前の”っこ”というのが個人的にとても気に入っています。可愛過ぎず狙い過ぎず、でもすっと覚えられる感じの愛嬌ある品種名ではないでしょうか。

 

blog.nagano-ken.jp

 

 このりんご、とても甘くサクッとした食感でジューシーで食べごたえがあります。すわっこは試験的に栽培して様子をみているのですが、色も味も良いのでもう少し増やしてもいいかなぁと考えております。

現状ほんの僅かしかないので、収穫してみてご案内できそうなら、HP、ブログ、フェイスブック等でお知らせ致します。

 

 

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 紅玉。もうすでにこんなに赤いのです!9月下旬頃収穫となる予定です。

 紅玉は沢山ありますので、アップルパイを焼きたいお客様ドシドシご注文ください!

 

 

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 グラニースミス。雨上がりのグラニーの緑は美しい。収穫は10月下旬頃です。

 

 昨年、初成りでした。今年で3年生。この品種もまだごく少量しかありません。こちらも収穫後、ご案内できそうならHP、ブログ等でお知らせ致します。

 

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トキ。9月中旬頃からの収穫となります。なかなかいい玉になってきました。 

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トキ。とても甘くて、香りも良く人気のある品種です。酸っぱいのが苦手な方にはお勧めのりんごです。

 

 

 

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春紅玉。紅玉の後に出てくる紅玉です。10月中旬頃収穫となります。

 

青い森の片隅から 春紅玉 

上の記事のりんごは実はまるちゃん農園が提供しています。春紅玉は酸味は紅玉と変わらないのですが、果肉が少し硬めです。長期間の保存が可能であることと、荷崩れしにくいのが特徴です。ただ果実表面にボコボコとした整理障害が出やすいですね。

 

 

 

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病気のため成木のつがるの下部分を少しだけ残して伐採した後に、出てきた2本の新梢を左右に開いて、その軸上に新梢を立てて多軸化できるか試しています。

この手法で樹勢を分散させて、早期に花芽の着生を促して樹形を整えれば、切る前の生産性をも上回るのではないかとみています。栽培方法というのは本当に色々あるのですよ。自由な発想でのびのびとやりたいですね。

 

 

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 昨日から芽接ぎ(Chip Budding)をしています。

芽接ぎというのは増やしたい品種の1年生の枝のひと芽(Chip)を切り取り、台木に移植する接ぎ木の事です。台木をT字に切り込み皮をめくって中に芽を移植する方法(T budding)というのもあります。

夏の終わりの今頃に接ぎ木作業をしておけば、春の接ぎ木作業の軽減になりますし、ひと芽あれば苗木をつくれるので、穂のすべての芽を有効に使えるメリットもあります。あとこの時期の芽接ぎから出発してから色々試したいこともあるので、ちょっと精出して仕事しています。

 

 

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ふじ。春に定植したバイアキシスの幼木。剪定、誘引を終えました。沢山花芽らしきふくらみができていますね~。来年が楽しみです。今回写真はのせていませんが定植2年目のバイアキシスのふじが初成りとなっています。

 

 

 

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バイアキシス苗。結構沢山できました。

出来の良い物、もうちょいのもの、ちょっとあかんなぁなもの色々あります。

今年幾つかのアプローチでやってみて、色々学びました。植物よ本当にありがとうみたいな気持ちです(^^)。

来春、部分的にバイアキシスの苗をVトレリス(V trellis または Open Tatura trellis 中心角32~35度ぐらい)で定植する予定です。なんでV字型のトレリスにするのかちゃんと理由があるのですが、それはまた後日紹介致します。

 

riveridgeproduce.com

 

 

あと、こんな記事がありましたので、はっつけておきます。

headlines.yahoo.co.jp

 

 

 

※前回掲載したカエルの写真を携帯の待ち受けにしましたとハガキにてお伝え下さったKさん、お知らせ頂いてありがとうございました(^^)。とても嬉しいです!

3品種の箱詰め。

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クイズです。

写真の箱の中には初紅しぼり、つがる、ファーストレディの3種類のりんごが入っています。どれがどの品種かわかりますか?(品種ごとにまとめて箱詰めしてます。)

 

 

 

 

 

解答

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初紅しぼり。着色してきました。

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 今朝の初紅しぼりの様子。そろそろ収穫です。

 以下何枚か写真をのせておきます。

 

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 これは家庭菜園のトマト。(サントリー本気野菜・純あま。)

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夏のりんご。

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 頂いたトマトと胡瓜。

 

春から取り組んでいた摘果作業も漸く落ち着きました。只今、日課の草刈、苗の管理、若木の夏季剪定など仕事を進めています。極早生の恋空の収穫を終え、次は8月中下旬頃に「初紅しぼり」「つがる」「ファーストレディ」の収穫を予定しています。

 各品種の状況を写真で紹介します。

 

まず、今朝の恋空の様子。この写真を撮影した後にほぼ全部収穫しました。

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 恋空。

 

恋空はもともとそんなに多くは栽培していませんでしたが、昨年収穫した後、少しだけ残してほとんど伐採してしまいました。

このりんご、名前は申し分なく素敵だし、綺麗に赤く着色するリンゴなのですが、摘果を終えた7月下旬頃から8月上旬のちょうど今頃にここ安曇野では収穫期になりますので、ちょっと一息つく暇もなくなってしまって、もう、これは本気で作るのはやめた方がいいなぁという結論になりました。ほんの少しだけ趣味の園芸として、畑の端っこで恋空の栽培を楽しんでおります。

今年の恋空はちょっと小ぶりです。味は・・夏のりんごの味がします。(^^)。

 

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 こちらは初紅しぼり。8月20日頃から収穫予定です。

 

初紅しぼりは安曇野ではつがるとほぼ同時期に収穫できます。当園では初紅しぼりをある程度まとまった量生産していますので、産直販売はもちろん市場出荷もしております。

このりんご、同時期のつがると比べて色付きが良く、しかも揃ってパッと赤く色付いてくれるので、りんご農家としてはとしては嬉しい品種です。つがると比べると果汁はやや少なめな気もしますが、酸味と甘みのバランスは良く食べやすいリンゴだと思います。

数年前に「青い森の片隅から」というリンゴの品種が沢山紹介されているHPを運営されている方に、当園の初紅しぼりを提供して品種の記事を書いて頂きました。初紅しぼりの来歴、特徴がとてもよくまとめられていますので、興味のある方は一読下さい。

 

青い森の片隅から・・初紅しぼり

 

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こちらはつがる。大きくなってきました。

 

 写真のつがるは植えて3年目の木の果実なのですが、畑を借り受けた時に、ちょうど写真のあたりは何も木が無かった部分でしたので、ようやくまとまって結実してくれたなぁとそんな眼差しで果実を眺めています。

つがるはこの時期の品種としてはやはり完成度の高い品種です。適度な酸味と甘味、かじった時に口の中に広がるジューシー感は素晴らしいです。

当園ではつがるの品質をより良くするために、品質の揃いにくい古い木を伐採して若い木にどんどん入れ替えています。来年すべての木が入れ替わってしまう予定です。

 

 

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 ファーストレディ。

 

こちらも少しずつ色づいてきています。山形県発の新品種です。ちょっとだけお試しで栽培しています。甘くて、パリッとしていて、美味いリンゴですね。興味のある方は是非どうぞ。つがるの箱の端っこにちょっと入れてほしいなども承りますので、お問い合わせください(まるちゃん農園)。